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海外駐在員の目から見た日本とイギリス


by Mikihiko_Makita

2006年 03月 10日 ( 1 )

本を読むということ

野沢尚(のざわひさし・故人)の本にハマっている。

昨年後半から立て続けに4冊目に突入しているのだが、膨大な参考文献に後押しされた彼の説得力ある社会事象と物語との絡みはどの本も新鮮だし、彼が得意とする飽きさせないストーリー展開や登場人物たちの豊かな心理描写には脱帽させられる。

「活字を読む」ということについて、僕が常々思うのは

空想力・想像力が増す
= 目に見えないことを具現化できる
= 相手の気持ちを思いやれる資質を伸ばす


だから良い小説というのは、読み手をその世界に引きずり込む魔力を持った本を指すのだろう、と考えている。人気小説が映画化される背景も、そこに理由があるのだと思う。

学生時代は漫画ばかりだった僕も、最近は漫画を読むことが苦痛になっている。想像する前に絵が飛び込んでくるのが、欲求に対し不足なのだ。

↑ていうか全然、「ロンドン奮闘記」じゃないね。


ちなみに、野沢尚さんは僕が日本を離れた後、2004年6月に自殺により他界している(享年44歳)、ということを最近知った。これからも時代背景に即した小説の執筆を期待していただけに、知った時はちょっとショックだった。合掌。
by mikihiko_makita | 2006-03-10 09:16