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海外駐在員の目から見た日本とイギリス


by Mikihiko_Makita
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long way to go

先週、やっと2号のパスポートが発行された。

パスポート取得までの流れ
1. 生まれた病院の管轄区役所でBirth Certificate(出生証明書)を発行してもらう
2. 出生証明を持って、英国日本大使館で日本国籍の取得を要請
3. 約1ヵ月後、日本の戸籍にきちんと名前が追加されていることを確認する
4. 日本から戸籍謄本を取り寄せ、日本大使館にパスポート発行を依頼
5. 約1週間後、日本大使館でパスポート受け取り(受け取りには本人が居ること)

ある方からのアドバイスで
「パスポートの写真では歯を見せて笑ってはいけない」
と言われました。 ・・・・・ えっとですね

2号は まだ 歯が生えていないのですが なにか?

無事にパスポートを受け取って大使館を後にすると、目の前のGreen Parkが木漏れ日でキラキラ輝いていたので、家族4人で少し散歩をすることにする。落ち葉の絨毯を歩きながら、新鮮な空気を胸一杯吸い込んでリフレッシュ。

long way to go_e0032092_922632.jpgしかしながら、このパスポート取得。

長い道のりであった。

ついでに言うと、パスポートがあるのでイギリスから出国は出来るが、逆に入国するにはビザが必要・・・らしい。
さらにパスポートを持って移民局へ行き、ビザを取得しなければならない。


ご、ゴールは まだ先だ。




すっかり寒くなったロンドンだが、イギリスの冬の風物詩といえば『花火』。

ガイ・フォークス(昔、国会議事堂爆破計画を立案し実行しようとした人物で、未遂で逮捕され打ち首にされた。後に「テロには屈しない」という意味をこめて逮捕された日に花火を上げる習慣が根付いた。ちなみにナイス・ガイの「ガイ」はガイ・フォークスから来ているという説あり)などでもお馴染みの冬の花火だが、日本の夏の花火と比較すると何とも物足りなさを感じるのは僕だけ?

赴任してきた最初の年は、「なぜイギリスでは夏に花火を上げないのだろう」と疑問に思ったが、すぐにその理由が判明した。

イギリスの夏は、夜9時・10時まで明るい。
暗くなるのを待つと、花火は深夜スタート。


long way to go_e0032092_9202487.jpg
・・・ チャンチャン。

そんなわけで、冬の寒空を彩るロンドンの花火。
あと何年見ることになるのだろうか。

(僕の赴任が原因で「生後すぐにパスポート取得」という波乱に満ちた人生を辿る我が1号・2号→)
by mikihiko_makita | 2007-11-20 08:58