shaking hip
2006年 08月 15日
一体、夏は何処に行ってしまったのだろう。
昨晩の酒気が抜け切れていない憂鬱な月曜日。
カーテンを開けると、拭っても拭いきれない曇りガラスのように灰色の雲が空一面を覆っている。霧とも見分けがつかないほどの細かい雨がコンクリートを湿らせて、僕の深い溜息に追い討ちをかける。
このまま、夏が終わるというのか。
そして長くて暗い冬が、すぐそこまで来ているのだろうか。
オフィスに向かう車の中で、無理に自分の気持ちを奮い立たせるべく、ステレオのボリュームを徐々に上げていく。こういう時に決まって聞く曲はそう、彼女(*答えはこの記事の一番下)の曲だ。
ハイウェイの出口に着く頃には、さっきまでの憂鬱な気分が嘘のように心が晴れる。三十路過ぎのオヤジが女性シンガーの曲を一緒にハミングする絵はあまり人に見られたくないが、車の中というのは完全なプライベート空間である。要は、「自分さえハッピーであればそれで良い」のだ。
4~5曲目に突入すると次第に僕自身もエスカレートしていく。勿論、運転中ゆえ過激な動きは無理だが、信号待ち中に少しだけ浮かせた腰をリズムに合わせて左右に振ってみたりする。そう、幼児向け番組で言うところの「おしりフリフリ」、英語で「shake hip!」だ。
ここまで来ると単なる アホ である。
お尻は動いているのに、両手はハンドルを握ったまま、というのも笑える。
前置きが長くなった。
オフィスに着いて、先に仕事を始めていた上司(日本人)に挨拶をする。が、この上司がいきなり僕に向かって言い放った今朝の第一声はこうだ。
「月曜の朝から、お前の歌声なんて聞きたくねーよっ!!!」
目が点になった。
事態を飲み込むのに3秒と掛からなかった。
急いでポケットの携帯電話の通話記録をチェックする。
知らないうちに 上司の携帯に電話をかけていた。
ついでに
電話をかけた時間帯は まさしく
女性シンガーの1オクターブ下、野太い声で歌うノリノリな状態。
そう。 言い換えれば
「おしりフリフリ」な状態。
恥!かしい・・・。
「穴があったら入りたい」というか
どんな小さな穴でも頑張って入る自信アリますよ、コレ。
上司 「月曜から元気だな たくさん仕事してもらおうかぁ!」
僕 「ひ ひえぇぇぇ~」
皆様も携帯のキー誤操作にはくれぐれもお気をつけて。
僕の元気の素*aiko
昨晩の酒気が抜け切れていない憂鬱な月曜日。
カーテンを開けると、拭っても拭いきれない曇りガラスのように灰色の雲が空一面を覆っている。霧とも見分けがつかないほどの細かい雨がコンクリートを湿らせて、僕の深い溜息に追い討ちをかける。
このまま、夏が終わるというのか。
そして長くて暗い冬が、すぐそこまで来ているのだろうか。
オフィスに向かう車の中で、無理に自分の気持ちを奮い立たせるべく、ステレオのボリュームを徐々に上げていく。こういう時に決まって聞く曲はそう、彼女(*答えはこの記事の一番下)の曲だ。
ハイウェイの出口に着く頃には、さっきまでの憂鬱な気分が嘘のように心が晴れる。三十路過ぎのオヤジが女性シンガーの曲を一緒にハミングする絵はあまり人に見られたくないが、車の中というのは完全なプライベート空間である。要は、「自分さえハッピーであればそれで良い」のだ。
4~5曲目に突入すると次第に僕自身もエスカレートしていく。勿論、運転中ゆえ過激な動きは無理だが、信号待ち中に少しだけ浮かせた腰をリズムに合わせて左右に振ってみたりする。そう、幼児向け番組で言うところの「おしりフリフリ」、英語で「shake hip!」だ。
ここまで来ると単なる アホ である。
お尻は動いているのに、両手はハンドルを握ったまま、というのも笑える。
前置きが長くなった。
オフィスに着いて、先に仕事を始めていた上司(日本人)に挨拶をする。が、この上司がいきなり僕に向かって言い放った今朝の第一声はこうだ。
「月曜の朝から、お前の歌声なんて聞きたくねーよっ!!!」
目が点になった。
事態を飲み込むのに3秒と掛からなかった。
急いでポケットの携帯電話の通話記録をチェックする。
知らないうちに 上司の携帯に電話をかけていた。
ついでに
電話をかけた時間帯は まさしく
女性シンガーの1オクターブ下、野太い声で歌うノリノリな状態。
そう。 言い換えれば
「おしりフリフリ」な状態。
恥!かしい・・・。
「穴があったら入りたい」というか
どんな小さな穴でも頑張って入る自信アリますよ、コレ。
上司 「月曜から元気だな たくさん仕事してもらおうかぁ!」
僕 「ひ ひえぇぇぇ~」
皆様も携帯のキー誤操作にはくれぐれもお気をつけて。
僕の元気の素*aiko
by mikihiko_makita
| 2006-08-15 06:05