watering can
2005年 08月 01日
夜、娘を風呂に入れるのは僕の日課である。
最近、娘は風呂が大好きだ。僕が一人で先に入っていると、バスタブの横で「私も入れて」光線を発し、服を脱ぐポーズでアピールする。そして彼女の風呂でのお気に入りの遊び道具は、如雨露(←ジョウロって漢字ではこう書くのか、雨露の如し-なんとなく暴走族みたい)。
娘一人で遊んでいる分にはこちらは一向に構わないのだが、如雨露に水を汲むのはどうやら僕の仕事だと決まっているらしい。会社から帰ってきた後、娘を風呂で遊ばせながらお湯に浸かって疲れた体をほぐしていると、娘は
「お前、なにサボってんねん - ちゃんと仕事せんか、ボケ」
という目(けっこう怖い)で僕を責め、如雨露に水を汲むための帽子の形をした入れ物を僕の前に突き出す。
そして、僕は一生懸命、プラスチックの如雨露に水を汲む。毎晩、毎晩、彼女の気の済むまで。
そんなことに毎晩一生懸命な裸の僕の絵をちょっと想像して欲しい。
なんとなく♪ロンリーチャップリンの歌が合いそうな、夏の一日である。
最近、娘は風呂が大好きだ。僕が一人で先に入っていると、バスタブの横で「私も入れて」光線を発し、服を脱ぐポーズでアピールする。そして彼女の風呂でのお気に入りの遊び道具は、如雨露(←ジョウロって漢字ではこう書くのか、雨露の如し-なんとなく暴走族みたい)。
娘一人で遊んでいる分にはこちらは一向に構わないのだが、如雨露に水を汲むのはどうやら僕の仕事だと決まっているらしい。会社から帰ってきた後、娘を風呂で遊ばせながらお湯に浸かって疲れた体をほぐしていると、娘は
「お前、なにサボってんねん - ちゃんと仕事せんか、ボケ」
という目(けっこう怖い)で僕を責め、如雨露に水を汲むための帽子の形をした入れ物を僕の前に突き出す。
そして、僕は一生懸命、プラスチックの如雨露に水を汲む。毎晩、毎晩、彼女の気の済むまで。
そんなことに毎晩一生懸命な裸の僕の絵をちょっと想像して欲しい。
なんとなく♪ロンリーチャップリンの歌が合いそうな、夏の一日である。
by mikihiko_makita
| 2005-08-01 07:23