海外駐在員の目から見た日本とイギリス


by Mikihiko_Makita
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Kew Gardens

抜けるような青空!
今日の日曜日、自宅から車で20分ほどのKew Gardens(キュー・ガーデンズ)に親子3人で出掛けた。
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ここKew Gardensは、世界遺産にも登録されている広大な庭園で、2万~3万種とも言われる植物が植えられている。

敷地内には、北極圏の寒帯植物からジャングルの熱帯植物まで、世界中の植物が育つように温度が管理された温室(これも異常にデカイ)などもたくさんあって、なかなか見所豊富。
草花に惜しみない愛情を注ぐイギリス人にとっては憩いの場であり、そして実は世界で最も権威ある植物の研究機関であることは案外知られていない。

さて、このKew Gardens、普通に入るには大人一人£10(約2,000円)も掛かるのだが、僕たちは数ヶ月前に1年間有効のパスポートを購入しているので、それからは暇さえあればこの広大な庭園でのんびりとした休日を過ごしている。

e0032092_775416.jpg今日は芝生の上にシートを広げ、日本人らしくおにぎりをパクつく。

青空の下、娘も嬉しそう。(ちなみに娘が指差しているのは、人口の蜂の巣・・・)

こういった公園に来ていつも思うのは、イギリスにはゴミ箱が多いことである。で、そのゴミ箱も目立たないように緑色に塗られていたりと、工夫されている。
日本は、公共の場でのゴミ箱の数が圧倒的に少ないと感じるのは僕だけだろうか?ゴミを持って何十分もウロウロして、ようやく捨てることが出来た、なんて誰もが経験したことがあるはず。
ゴミ箱が多ければ、そこにきちんと捨てる人が増えるから清掃係の人も楽だろうし、街の景観、「美」も護られる。「護美箱」とはよく言ったものである。

そんなこんなで夕方6時過ぎまでKew Gardensで過ごし、充電完了!
明日からまた仕事だに。

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残ったおにぎりは誰が食べる?
じゃんけーんポン!!
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# by mikihiko_makita | 2005-08-22 07:01 | 散歩

hand made chair

リビングに娘専用の椅子を用意することになった。
もちろん、食事の時はきちんとチャイルドチェアに座らせているが、例えばTVを見る時、本を読む時など大人用のソファではまだ高さがあるため、彼女のために、座る位置の低い椅子が欲しかったのである。

先日、IKEA(家具専門の大型店)に行った時に色々探してみたのだが良いものが見つからず、どうしようか悩んでいたのだが、突然、カミさんが「自分で作る」と言い出した。

すごい、ちょっと尊敬。

その姿勢こそまさしく先日の記事でも紹介したD.I.Y(Do It Yourself)だぞ、そう・・・あなたはもうすっかりイギリス人なのね。
そして、出来たのが写真の椅子。娘も気に入ったようできちんと座っている。ちなみに食べているのはマスカットで、彼女の大好物。
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先日のエディンバラ旅行からきちんと休みを取っていなかったので、今日の日中は家でゆっくりした。
夕方から、娘と二人で日系の食材屋に米や魚などを買いに行く。その帰り、近くの公園で30分ほど娘を遊ばせる。数時間であれば、もうワシと二人きりでも大丈夫なんだね、娘よ。

ちょっとだけ・・・うれピー♪
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# by mikihiko_makita | 2005-08-21 09:43

リスとキツネ

東京ではあまり聞かない話だが、ロンドンではいたるところで頻繁にリスを見かける。公園に散歩に行くと、木の実などを食べていて実にカワイイもんである。たまにうちの庭にもひょっこりと顔を出す。
なるほど、ロンドンには広大な公園が数多く存在し、そのほとんどが自然のままの状態で管理されているので、これらの小動物が過ごしやすい環境がそろっている、と言える。

なぜ都会のロンドンに緑が多く残されているのか、それは今の「ロンドン」と呼ばれる地域は昔、その多くは王室の狩猟場として利用されていたらしく、その名残なのだそうだ。でもその広さは本当に半端じゃない。公園を散歩していると、ここはイギリスの首都なのか疑いたくなるような広さである。
先日、日本から初めてロンドンにやって来た知り合いが言っていた。「飛行機から見るロンドンは、まるで巨大なゴルフ場のようだった」と。

話を戻して動物の話。
ロンドンで見かけるのは、リスだけではない。

時々、 キツネ も出る。

初めてその姿を確認したとき、東京育ちの僕にはかなり驚きであった。
夜遅く、会社から帰宅途中の僕の車の前に、犬によく似た動物が突然横切ったのだ。急ブレーキを踏んで辛うじて難を逃れたが、そのうしろ姿を良く見ると犬にしては尻尾が異常に太い。疑問に思い、翌日会社の同僚にたずねると、いとも簡単に「あ、それね、キツネよ」との返事。

キツネにつままれる、まさしくそんな状況である。

それから、1年ほどの間に計3回ほど遭遇したキツネ、ロンドンではごく当たり前に人々の生活に溶け込んでいる存在なのだ。
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# by mikihiko_makita | 2005-08-20 07:10

Congratulation!

今朝8時過ぎ、同僚のBen(の奥さんのSarah)が無事に女児を出産した。
彼からの電話によると母子ともに健康。よかったよかった!
ということで、Benは当分会社に来ない。今は奥さんと生まれたばかりの娘さんの近くにいてあげて欲しい。

今日から2日間、欧州各国から客を呼んでいて、今夜はテムズ川沿いのレストランでの会食。事前に店を予約しておいてくれたBenは不在だったが、楽しい宴であった。話題の中心はもちろん、Benの出産のこと。
驚いたのは、ヨーロッパやアメリカでは病院で出産後、特に問題が無ければ1日、長くても3日ほどで退院、自宅に戻されるということである。日本では少なくとも1週間は病院にとどまってゆっくり様子を見るが、この違いはなんだろう。

すかさず横にいたフランス人が僕に失礼な質問を投げかける。

「日本人はご飯を食べるのは異常に早いのに、なんで出産の時はゆっくりなの?」

ちょっと腹が立ったので前にあったワインを一気に飲み干した。うるさい、夏休みを1ヶ月も取る貴方たちには日本人の気持ちを説明したって理解できるわけないだろ。

とにかく、おめでとう、Ben。
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# by mikihiko_makita | 2005-08-19 09:41

Dancing Queen

僕たちの家は、JSTVという日本の衛星放送に加入している。欧州地域の海外生活者にはけっこう有名なチャンネルである。主にNHKの番組で構成されているのだが、1日のうち数時間ほど民放のドラマやバラエティ番組の録画が放映される。今日はHEY!HEY!HEY!のおそらく数ヶ月前の放送分だが、浜崎あゆみの特集をやっていた。
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うちの娘、あゆの歌に合わせて踊る踊る。

イギリスに住んでいるのに
この状況、なんか変。


しかし、番組が終わると踊りつかれたのか眠いのか、ぐずりだす。
「世界の中心で娘が叫ぶ」である。

ロンドンはやっと夏らしい夏がやってきた。と言っても朝方は20度以下、日中でも30度を超えることはまず無いから、日本の夏より過ごしやすいけど。
でももう8月も後半じゃん!9月には寒くなっちゃうじゃない、そして長くて暗くて重たい冬・・・。

国民新党、「新しい」はずなのにおじいちゃんばっかりだね。
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# by mikihiko_makita | 2005-08-18 07:04

Who knows...

イギリス人の同僚のBenにもうすぐ子供が生まれることは以前紹介したが、予定日から11日経った現時点でも、まだその気配が無いという。
昨年、僕の娘が生まれた時は予定日から数日前倒ししてのことだったから、嵐の様にあっという間に過ぎ去っていった感が強いが、何日も遅れるというのは夫婦にとって精神的・肉体的に負担が大きいことは容易に想像できる。誰が悪いわけでもない、しかし数日間もあの緊張感を持続させなければいけないなんて、酷過ぎる。

仕事の合間に、すっかり目も充血してげっそりしてしまったBenが一言。

Who knows...

(子供がいつ生まれるのか)誰が知っていると言うのだ、誰か俺に教えてくれよ。そんな心境から出た言葉だろう。

God only knows...

神のみぞ知る、そんな僕の返しに少しでもリラックス出来たかどうか分からないが、Benも僕も仕事に戻った。
Benが早くこの状態から脱出できることを願っています。(というか、願うしか無い)
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# by mikihiko_makita | 2005-08-17 07:45

Edinburgh Day3

3日目の最終日、ホテルでの朝食。
昨日の二の舞は嫌じゃ、何か他の献立は無いの?とオーダーを取りに来たオヤジ(どう見てもインド系)に聞くと"Kipper"という魚料理があるという。おーいいじゃん、コッテリした肉よりよかろう、オレ様にその魚をもってこい!

そして出てきたのは、油で揚げたオイリーなニシンだった。(それも2枚)
おお我が大英帝国よ、お願いだから僕に何かサッパリした物を下さい。

チェックアウトを済ませて荷物をホテルに預け、今日はまずカールトン・ヒルという小高い丘に登る。ここは丁度エディンバラ城から市街を挟んで反対側に位置しているため、また違った景色が楽しめる。1日目のレポートに載せた写真はこの丘からの眺め。

次にバスに乗り、近郊のEdinburgh Zooへ。この動物園はスコットランド最大規模。山の斜面に沿って造られていて、ベビーカーを押しながら全部を周り切るのはかなりの体力が必要。(この旅で訪れる場所は高低差が激しい気がする・・・)

e0032092_3317100.jpgで、ここの自慢は世界最大のペンギンプール。どの動物も狭いスペースを強いられていたが、何故かペンギンだけは特別扱いで、悠々と幸せそうに泳いでいた。ことさら動物愛護をほのめかすイギリス、しかしこの差別はいったい何。

昼食は園内のレストランで。動物園だから親子連れが多いのは当たり前だが、周りを見渡すと子供たちの食するメニューはほとんどがChips(フライドポテト)とジュースのみ。
カロリー計算とか栄養のバランスとか皿に盛った時の色味とか、全く無視。
イギリスの可愛い子供たちよ、今はまだいい、しかし今後のことを考えて言っておく。自分の親に一言おねだりするだけでよい、「肉とか魚とか野菜とか、何か他の物をくれ!」と。

動物園を後にしてホテルで荷物をピックアップ、帰路空港へ向かう。何かと忙しい一日だったが、娘も一度に様々な動物に出会えて、良い刺激になった様子。全部の動物を指差して「ワンワン!」と言うのは、まだ仕方が無いかな、やっぱり。

こうして3日間のエディンバラ滞在もあっという間に終わり、ロンドンの自宅に到着。車の運転は無かったけど疲れた~・・・。

e0032092_334568.jpg明日から仕事に復帰。
ここまでの読了、サンキューです。
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# by mikihiko_makita | 2005-08-16 07:34 | 旅行

Edinburgh Day2

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エディンバラ2日目は、朝8時起床。
朝からこんなに食べられません。

日本人はあったかいご飯と味噌汁で十分です、はい。

ファットな朝食後、腹が膨れた体(結局食べたんだけど)に鞭打って市内観光へ。午前中は雨がぱらつくあいにくの天気だったが、昨夜Military Tattoを観たエディンバラ城へ向かう。ここはもともと自然に出来た岩石の上に建つ城で、上からはエディンバラ市街を一望できる。昔、隣国の脅威にさらされ続けたこの城では想像を絶する攻防戦が繰り広げられたという。確かに、城壁の至る所に弓矢や銃の窓があり、大きな大砲がそのまま放置されている。
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娘のバギーを押しながら石畳の坂を登るのはかなりきつかったが、途中に雰囲気の良い小道に出会えたりして、思わずシャッターを切る。ちょっと暗かったかな、残念なり。

さすが、エディンバラ随一の観光スポットであるこの城では、多くの日本人に出会う。彼らもゼェゼェハァハァ言いながら頂上を目指していた。この頃から雨はやみ、太陽が顔をのぞかせる。

城を後にして近くのイタリアンで昼食を取り、そのまま町の中心にそびえる"Scot Monument"へ。この巨大な塔は、ある有名な作家のために建てられたもので、個人のためのモニュメントとしては世界最大。階段で上に登ることも出来るらしいが、僕たちにそんな体力はもう残っていなかった。この塔の下に広がる芝生の公園でしばし休憩。
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e0032092_18113385.jpgその後、ハイストリート(ショッピング街のこと)を練り歩く。いくつかホテルで足りない物を購入。デジカメの電池が残り僅かになってしまったので久しぶりに使い切りカメラを買ったが、すぐに娘に奪われる。(しかも、上下逆だぞ)

途中、スターバックス(UKのスタバは異常に値段が高い。大人二人でちょっとお茶しただけでも日本円で軽く2,000円超)で休憩を取ったりしながら歩き続け、この日、エディンバラの大まかな地理を把握する。

夕食はホテル近くの中華店へ。実はこの店、昨日の昼も利用した。UK国内の旅行の場合、2~3日でファットな食事にうんざりしてしまうのだが、こういう店がホテルの近くにあると本当に重宝する。

早めに就寝。明日は娘のために、エディンバラ動物園に行く。
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# by mikihiko_makita | 2005-08-15 07:23 | 旅行

Edinburgh Day1

スコットランドの首都、エディンバラに家族3人で行ってきたのです。なので、ブログの更新が滞っておりました、これから徐々に挽回していきます。

エディンバラは北のアテネと呼ばれるほど歴史的な建造物が多く、世界遺産にも登録されている街。僕たちが今までに旅行で行ったイギリス国内の地域では湖水地方が最北だったこともあり、いつかは訪れたかった北の都。
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1日目の土曜日、朝早くの便で空路エディンバラへ。前日、BA(British Airways)が大規模なストライキをやっていたせいで混乱は翌日の土曜日まで続き、僕たちの便がキャンセルされるというアクシデントがあったものの、無事に次の便に振り替えてもらえて予定よりも30分遅れで到着した。

エディンバラの空港から市内へはAirLinkというシャトルバスで一人片道£3(約600円)で所要25分ほど。終点の街の中心にある鉄道駅で降りてからは徒歩でホテルに向かう。様々なFestivalが開催されているこの時期のエディンバラは、一年で一番観光客が集まるシーズンで、どこのホテルも値段が異常に高い。数ヶ月前にネットで予約した2つ星ホテルでもダブル1泊£85(約17,000円)もしたが、それでもかなり割安の方であった。チェックイン時に予感していた不安は的中、バスタブなし・シャワーのみの部屋しか空いていない、と(安いホテルには必ずいそうな)愛想の悪い受付の姉ちゃんは言う。
「子供がいるんだからなんとかしろ」とリクエストしたが、満室のため適わなかった。しかしそれを除けば、静かな路地裏のホテルで部屋の居心地もそこそこであった。

一休みして今回の旅のメインイベント、"Military Tatoo(ミリタリータトゥー)"を観に行く。ミリタリー・タトゥーは、8月の3週間にわたってエディンバラ城前の広場で繰り広げられるイベントで、スコットランド軍隊のマーチングバンドを中心にして、各国のバンドやダンサーがパフォーマンスを披露する。
大人気のイベントなので、これも前もってネットでチケットを購入していた。
色々な国の文化が紹介される中で、やはり胸を打ったのはバッグパイプ(スコットランドの吹奏楽器、胴体は羊の腸で出来ている)の音色。バッグパイプで印象に残っていたのは、以前観た映画「いまを生きる-Dead Poets Society-」の冒頭のシーン(学生たちがバッグパイプをバックに入学式を迎える)で、いつか本物の音色を浴びるように聴いてみたい、と思っていた。
このバッグパイプの独特な音色は、城という歴史的な場所にとてもマッチしていた。最後は、観客も加わり「蛍の光」の大合唱。日本語バージョンで歌っているのは明らかに僕たちだけですが。
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ホテルに戻り、熟睡。明日は市内観光。
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# by mikihiko_makita | 2005-08-14 07:42 | 旅行

Chips

イギリスに来てから、僕の体重は5kgほど増えた。原因は運動不足と、何よりもイギリスの高カロリーな食事にある。特に、オフィスの食堂のランチは必ずと言っていいほど脂分たっぷりなフライドポテトが皿に乗っていて、他の料理は大して美味しくないからお腹を満たすために、毎日これをペロリと食べてしまっていた。

このまま行くと数年後はジャバ・ザ・ハットだ! (い、嫌だ、絶対に)

と、さすがに危機感を覚え、最近になって昼の食事をサンドイッチに変えてみた。ここ3週間連続でランチはサンドイッチだけである。それもバターやマヨネーズは決して塗らない。飽きが来るけど決してめげない。

するとどうだろう、毎日着実に体重が減っていくではないか。恐るべし、サンドイッチ、じゃなくてフライドポテト。(ちなみに、イギリスでは「フライドポテト」と言っても全く通じない、代わりにchipsと言う)

フランス語でポテトは"pomme de terre"(ポンム・ドゥ・テール)、「畑のりんご」の意味である。しかし、りんごのほうがいいな、今は。りんごが可哀相だ、ポテトと一緒にされて。

そう言えば、アーミテージ元国務長官ってジャバ・ザ・ハットに似てると思いませんか?
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# by mikihiko_makita | 2005-08-13 08:25