海外駐在員の目から見た日本とイギリス


by Mikihiko_Makita
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真っ赤なマフラー

先日の記事で紹介した、高校サッカー選手権の開幕戦(30日 in 国立競技場)。
色々ネットで記事をチェックしたが、母校・暁星は健闘したものの、兵庫の滝川二高に0-2で破れたようだ。優勝候補と目される相手と前半は互角に勝負したが、後半に波に乗った相手を止めることが出来なかったらしい。

同級生の日記から拝借した写真。
競技場に集まった在校生・卒業生・父兄その他教職員などが、ピッチに立つイレブンのユニフォームと同じ色、赤のマフラーを振りかざして応援している。

e0032092_8241029.jpg


もう こんなんされたら、胸が熱くなっちゃうじゃないか。


初戦で負けたとは言え、今年の選手11人のうち6人は2年生とのこと。
来年が楽しみである。


ちなみに僕の方は、今月めでたく念願の販売台数4,000台に到達し(28日時点で4,850台)、ホッと胸をなでおろした年末最後の出社日。
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by mikihiko_makita | 2006-12-31 08:10

X'mas holidays

「三箇日」というように、日本では年初に休暇が設定されているのに対して、こちらイギリス(含めて欧米諸国)は年末のクリスマス休暇が一般的である。24日イブの午後~26日までは大抵のオフィスや店はクローズして、街は閑散となる。

オフィスワーカーは皆、翌週の27日~年末まで休暇を取って1週間ほどの連休にするケースが大勢だが、年初は2日から普通に仕事が始まる。僕にとって、この年初の数日間は日本が稼動していないため、電話やメールが激減して自分の仕事に集中できる期間でもある。

今年のクリスマス休暇は、特に旅行をせずにロンドンの自宅でゆっくり年越しをすることにした。うっかりすると体重が増えるので、ほどよくジム通いなど混ぜながら。

しかし、こんなにゆっくりするのは何年ぶりかな。脳味噌がとろけるぅ~

霧は晴れて少し冬の寒さが和らいだロンドンは、しかしイギリスらしい曇り空が続く。

p.s.
言い忘れていましたが、先月末にブログの訪問者数累計が3万人を突破しました。最近は週に1回程度しか記事が更新できない状態が続いており何とか改善を目指していますが、ここに改めて日頃の皆様のご愛顧に感謝致します。来年も5万人目指して、頑張ります。
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by mikihiko_makita | 2006-12-27 14:11

foggy

ここ3日間ほど、ロンドンは深い霧の立ち込めた、寒い日が続いている。

e0032092_8483212.jpg例年、冬になると朝晩霧が出ることが多いが、何日間も霧が晴れないのはちょっと珍しいらしい。
通勤で車を利用する僕は、前方に目を凝らしながらいつもより注意深く・やや緊張状態で運転をしなければならない。神経を使うし肩が凝る。

この霧で、飛行機も国内線全てと国際線の一部が運航を止めているという。

可哀相なのは、ロンドン経由でイギリス国内の他都市に発つ予定だった客。足止めを食った彼らは、「初めから知っていたらロンドンに来なかったのにっ!」というごく当たり前なクレームをヒースローの職員にぶつけている。『不測の事態』に弱いイギリスの交通事情を加味すれば、この混乱した状況は何となく納得できてしまう。が、暦はもうすぐクリスマス。このまま霧が晴れなければ、休暇を田舎で過ごす人や海外脱出組を直撃するわけで、想像しただけでかなり怖い。

予報では、この霧はあと2~3日は続くらしい。

ホワイトクリスマスだね、ある意味。
雪ではなくて霧だけど。
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by mikihiko_makita | 2006-12-22 08:42

sumo wrestler

e0032092_8533589.jpg先日、妻が娘をNursery(保育園)に連れて行くため、自宅を出ようとしていた時のこと。

ちょっと近くに外出するだけなので、妻は部屋着のボーダーシャツを着たまま、その上にコートを羽織ったのだが、こんな会話が妻と娘の間で成立したらしい。

娘 「それ だめだよ、ママ」

妻 「え? なんで?」

娘 「パジャマだもん それ」



青年の主張、らしからぬ幼児の主張、とでも言おうか。
そんな場面を想像して、ウィークデイの二人の生活を垣間見れたようで微笑ましかった。


ケラケラ笑いながら、帰宅した僕にその出来事を報告する妻も、はっきり言って相当不思議な人である。

夕食後、TVを見終わってそろそろ寝ようか、ということになった。
先に寝室で眠りに落ちそうになっている僕に続き、妻がぶつぶつ呟きながら布団に入ってきた。

「おっす おっす どすこい どすこい」



・・・・・どこの稽古部屋か。


布団で寝るために気合が必要な、そんな妻と結婚してもうすぐ4年になる。
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by mikihiko_makita | 2006-12-20 08:36

La Marseillaise

世代を超えて愛される曲、超ロングセラー、往年のヒット曲

いわゆる「名曲」を表現する言葉は様々だ。
しかし、最も名曲たるべきもの - それは国歌、だと僕は思っている。


先日、自分の母校が全国高校サッカー選手権に出場、という記事を掲載したが、そこで同時に思い出したのが「自分の高校がいかに異質な学校であったか」ということだった。

フランス人宣教師たちが設立したカトリック系の男子校、という歴史が受け継がれているのだが、入学式や卒業式では必ず校旗と日の丸、フランス国旗トリコロールの3つの旗が掲揚され、生徒たちが歌うのは校歌と君が代、そしてフランス国歌の「ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)」だった。

サッカーフランス代表の試合などで、この曲をご存知の方も多いと思うが、何とも勇ましい、闘争心を駆り立てられる曲である。

この曲は、フランス革命政府によるオーストリアへの宣戦布告の知らせがストラスブールに届いた1792年4月25日から翌26日の夜にかけて、当地に駐屯していた工兵大尉ルージェ・ド・リールが一夜にして作詞作曲したものと言われている。

兵士たちを鼓舞するために一夜にして作られた曲が、その後フランス国民に親しまれ国歌にまで成り上がったという意味で、この大尉さんの功績はかなり大きい。


僕の高校では、校内の行事だけでなくサッカーの試合の応援歌として、この曲はよく使われた。そして在学時の数年間この曲を歌うことになる生徒たちは、ほぼ全員がソラでこの曲を歌える。幼稚園から一環教育の中で育った僕は、丸14年間この曲に慣れ親しんだ計算になる。

卒業してから10年以上経過した今でも、一字一句完璧に覚えているから不思議である。
仕事で会食中、ほどよくお酒が入った僕はフランス人の客の前で歌ったことがあるが、その相手は目を丸くして驚いていた。そりゃそうだ、僕だってヨーロッパの人が目の前で「君が代」を完唱したら相当驚く。

それほどこの曲は、僕の体の中に染込んでいるのだ。
ある意味、「名曲」である。


しかし、だ。

ちょっと想像してほしい。
幼稚園児から高校生まで、スクラム組んで仲良く「ラ・マルセイエーズ」を歌う学校を。

想像出来たら、下の歌詞(和訳は下)を読んで頂きたい。

La Marseillaise

Allons, enfants de la patrie,
Le jour de gloire est arrive!
Contre nous de la tyrannie
L'etendard sanglant est leve!
L'etendard sanglant est leve!
Entendez-vous dans les campagnes
Mugir ces feroces soldats?
Ils viennent jusque dans nos bras
Egorger nos fils, nos compagnes.
Aux armes, citoyens, formez vos bataillons!
Marchons! Marchons!
Qu'un sang impur abreuve nos sillons!

立て、祖国の若者たち
栄光の日は来た
我々に向かって、暴虐の
血まみれの軍旗がやって来る
聞こえるだろう、戦場に
残忍な兵士のうなり声が
やつらはやって来る
我らの婦女子までを殺しに
武器を取れ、市民よ、隊伍を組め
進め!進め!
やつらの汚れた血を我らの畑にぶちこめ!




・・・・・・・・・・・・・・・。 オイ

子供たちに歌わせる内容かっ!!


ロンドンにも、冬らしい寒さが到来。
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by mikihiko_makita | 2006-12-16 09:00

deep impact

今日は、普段滅多に記事にしない仕事の話を少しだけ。

僕はある事務機の欧州市場のマーケティングを担当しているのだが、毎月下旬になると販売台数をチェックして昨年同月実績と比較してどうか、予算と比較してどうか、目を血眼にして毎日のように端末をチェックしている。

販売台数実績は毎日、システムにアップデートされるのだが、自分のIDとパスワードを入力してそのシステムが立ち上がる数分間は、「どうか昨日よりガツンと台数が伸びていますように・・・」と天を仰いで神に懇願するディープな時間帯である。ようやく端末に前日までの実績が表示されると、それを見て一喜一憂するのが販売会社に着任してからの常である。

11月は販売も好調で、最終日30日を残して月販レコード(最高記録)に到達していた。

11月29日までの販売実績: 3,861台

残るは最終日、11月30日の台数である。

「4,000台は楽勝でしょー」

好調な売行きにすっかり浮かれていた僕は、上司にこう報告した。

平均しても1日に約200台売っている計算になるわけだから、4,000台は堅い。
さらに、この「4,000」という数字は未だかつて踏み入れたことのない未知なる領域であり、それを目の前にした高揚感が、上司と僕のテンションをさらに押し上げていた。

出るか、新記録+4,000の大台。




翌日、12月1日。

11月の実績が確定し、システムにアップデートされる日だ。

欧州各国からの数字の収集に時間がかかり、ようやく確定したのは午後3時頃になってからであった。待ちに待った実績である。

「よんせん・・・ よんせん・・・」

祈るような気持ちで、IDとパスワードを入力。
システムが立ち上がり、11月の実績が表示された。

11月30日までの販売実績: 3,932台





え。





僕   「あ、あの。 申し上げにくいのですが」

上司 「なんだ」

僕   「念願の4,000台・・・ む、無理でしたぁ~」 (冷汗)


上司に台数を報告する。


上司 「なに? ま、マジかよ」

僕   「すみません~」 (ほぼ泣き声)

上司 「お、お前 減俸だ!」

僕   「ひえぇぇぇぇぇ・・・・」 (無理と分かっていながらもPCを叩いてみたりする)

上司 「これからどっかで70台くらい売って来い!」

僕   「そ、そんなぁぁぁ」 (撃沈)


もう自分の楽観的な予測で適当なことを言わない、と誓った月初めの午後だった。
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by mikihiko_makita | 2006-12-02 09:19