海外駐在員の目から見た日本とイギリス


by Mikihiko_Makita
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<   2006年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧

First time to make

妻が、フラワーアレンジメントの教室でクリスマスリースを作ってきた。
ので、ご紹介。リース製作は妻にとって勿論、初体験。
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"Preserved Flower"というもので、特別な手入れをしなくても数年間この状態を保つことが出来るらしい。シナモンの皮を巻いたものがアレンジされていて、近づくとほのかに良い香りが鼻をくすぐる。


e0032092_655690.jpgそれに対抗するかのように、今日娘が初めておにぎりを作った。

残念ながら、おにぎりは"Preserved"ではないが、これもおまけにご紹介。

もうすぐ暦は師走へ突入。
最近のロンドンは、(イギリスの冬らしい)どんよりした天気が続く。
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by mikihiko_makita | 2006-11-29 07:45

London Aquarium

11月19日(日)の午後は、ロンドン中心地にある「ロンドン水族館(London Aquarium)」へ。
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テムズ河沿いの旧市庁舎の中に造られたこの水族館、割と規模は大きいのだけど、こういうのはやっぱり日本の方が充実してるなぁ、と常々感じる。

入館料大人一人£8.75(約1900円)は、どうなの。

e0032092_875141.jpge0032092_7592922.jpg気を取り直して、この水族館の目玉である1階~地下2階の3フロアぶち抜きの巨大水槽の前で、光を反射しながら群れを成す魚たちに見入る。


ニモに会えて、娘も嬉しそうじゃ。



水族館から出ると、まだ5時前だというのにすでに外は漆黒の闇であった。
対岸にはライトアップされたビッグベンが僕たちを出迎える。
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ここで、ふと気が付いた。

あれ

これって

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僕たち、おのぼりさん状態じゃないかっ



・・・・・・・・・
そ、それは言わないでっ!!
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by mikihiko_makita | 2006-11-25 06:41

選択の時

世の中のほとんどの子供がそうするように、僕の娘も車の中でよく寝る。
車の振動が睡魔を誘うのだろうが、昼食を取った後などは数分のドライブで眠りに落ちる。

今から自宅に向かう場合やこれから長時間のドライブが待っている場合は、娘が車で寝てくれることは万々歳である。しかし、外食やショッピングの前に寝られるとそのまま車内に放置するわけにも行かず、かといって寝たばかりの娘を叩き起こすのも気が乗らず、非常に困りものである。

このままあてもなく車を走らせるべきか。
どちらか片方の親が娘と一緒に車に残って、用事を済ませるべきか。
起こしてしまうリスクを背負って、ベビーカーに移すことを試みるか。


小さな子を持つ親であれば、一度は経験する(よね?)究極の選択である。


先日、自宅から車で10分程度の大型スーパーに買い物に出掛けたが、運悪くドライブの途中で娘が寝てしまった。眠りに落ちるまでの車中10分間、親二人は娘に対して

「ダメ~!起きて~!!」
「寝たら死んじゃう~!!」   (←?雪山か)

と必死に説得を試みて、落ちそうになる娘を何度も奮い立たせていたのだが、最後には睡魔に勝てずコロッと寝てしまった。

スーパーの駐車場に車を停めて、妻とどうするか思案する。


結局、どうしたのでしょう?

どうしたと思いますか?



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・・・・・。
で、デカイよ 君は。


それ、ベビーチェアでしょ。
年齢制限とか耐荷重とか大丈夫ですか。


おかげで、ゆっくり買い物が出来た週末の午後。
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by mikihiko_makita | 2006-11-22 09:45

Belgian Chocolate

11月15日~17日の3日間は、仕事でベルギーのブリュッセルへ。

ベルギーと言えば、チョコレート。
帰りのフライトを待つ間、空港の免税店でいくつかピックアップ。
3箱ほど買い込んできたので、最近は夕食後のささやかな楽しみ。

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「お姉ちゃんになってから?」


娘の羨ましそうな横目に罪悪感を感じながら、一日の疲れを癒してくれる一粒のチョコレートの甘さに身を委ねるのだった。


いつか、一緒に食べようね。
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by mikihiko_makita | 2006-11-21 08:25

祝!全国大会出場

日本から嬉しいニュースが一つ。

僕の母校が全国高校サッカー選手権の都大会(予選)を制し、年末年始の全国大会に駒を進めることになったのだ。高校サッカー選手権って言ったら、野球なら甲子園。
なんと13年ぶりの快挙である。

思えば僕がまだ高校生だった頃、母校サッカー部は大会出場の常連で、重要な試合では授業が延期となり、幼稚園児から卒業生・父兄までが競技場に駆けつけた。
当時ジャズバンドでサックス担当だった僕は客席で応援歌を力一杯演奏していた。バンドのメンバーは演奏に集中するためゆっくり観戦することを許されず、周りの客の反応を見ながら一喜一憂したものだ。

空の青と刈り揃えられた芝生の匂い
ボールの蹴られる音
応援団員の白い手袋
ピッチに響き渡る審判の笛の音   - 全てが懐かしい。

サッカー人気に押されて高校サッカーのレベルが上がり、この10年ほどは全国大会出場から遠ざかっていたが、今年は見事出場を果たした。

今年の初戦は東京・国立競技場で行われる12月30日の開幕戦で、先日全日本ユース選手権で優勝した滝川二(兵庫)と顔を合わせるらしい。初戦から相手がユースの覇者・・・。

是非駆けつけたいところだが、今年は地球の裏側から応援するしかなさそう。

関連ニュースはこちら
全国大会組合せ表はこちら
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by mikihiko_makita | 2006-11-19 10:09

X'mas is coming to town

11月12日(日)は、久しぶりにロンドンの中心でショッピング。
街はどこもクリスマス一色。

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雰囲気だけでもお届け。
左はOxford St.、右はRegent St.


e0032092_6545197.jpgいつもは日の短い冬を呪うのに、今日ばかりは「早く暗くなってくれ~」と我侭な家族。

ロンドンのクリスマスも
なかなかオツですぜ。


玩具の時計を買ってもらってパチリ。
クリスマス前に、また買物に来ようね。
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by mikihiko_makita | 2006-11-17 08:42

manjyu

娘のために、夜の高速を急ぐ父親の姿(一応、安全運転でね)を想像してほしい。

夜7時半頃のオフィス。
残業中の僕の携帯電話が鳴った。
「話したいことがあるみたいよ」と自宅の妻が娘に電話を代わる。

なんだ なんだ

娘 「パパ おまんじゅう 買ってきて」



・・・・・ え。


積み上がったばかりのPC画面上の数字が、音を立てて崩れる気がした。

自宅近くの日本食材屋は夜8時まで開いている。
道が混んでいれば間に合わないが、今すぐ出れば何とかなるかもしれない。

「おまんじゅう おまんじゅう」

ぶつぶつ呟きながら、オフィスを後にして車を飛ばし、閉店3分前に店に飛び込んだ。


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買ってきたお饅頭を一口食べた娘の感想。

「これはあんまり美味しくないと思っちゃって」

「思っちゃって」って最後の接続詞はなんなんだ。
・・・・・ いつかグレてやる。
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by mikihiko_makita | 2006-11-15 09:04

本帰国??

先日、ロンドン中心地の和食居酒屋で会社の先輩(日本人)の送別会があった。

送別会と言っても、この先輩はオランダのアムステルダムの本社に転勤なので、これからも同じ欧州駐在組として頻繁に顔を合わせるだろうし、そんな先輩を送り出すという名ばかりの送別会は、冒頭からただの飲み会(打上げ?)のごとく進行していた。

実はこの先輩、数年前にアムステルダムからロンドンへ転勤してきたのだが、今回また古巣に戻ることになったらしい。

日本を離れて8年になるこの先輩は、自分の処遇について常日頃から上司に「そろそろ帰国させて欲しい」とほのめかしていたと言う。それもそうだ。8年も海外生活が続くと、このままずるずると駐在期間が長くなり、日本に帰る頃にはすっかり浦島太郎になってしまう。

で、上司から待ちに待った帰国の令が提示された。



しかし・・・・




オランダへ。




上司の人、ナイス。

この話を酒の肴にして笑って聞いていたら、この先輩に「お前も笑い事じゃないぞ」と怒られた。まあ、今日は貴方が主役の送別会ですから、大いに笑わせていただきましょう。

それにしても 『人生』って奥深い。
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by mikihiko_makita | 2006-11-13 09:06

Mary Poppins

美味しいものを堪能した2週間の一時帰国も終わった。

ロンドンへ戻ってからは、たまっていた仕事を消化。
妻と娘はさらに3週間日本に滞在したので、久しぶりの一人暮らしだったが、平日は家とオフィスの往復、週末はジムのプールで泳いだり健康に留意した3週間でもあった。

そんな中、10月初頭の土曜日、ミュージカル「メアリーポピンズ」を観に行ってきた。

それも なんと

男(会社の先輩)と二人で。 うふ♪

場所がTottenham Court Roadという、ゲイの方々が集まる界隈だったから、僕たち二人は完全に周囲から好奇の目で見られていたであろう。

イギリスに来てから本場のミュージカルを観たのは初めての経験だったが、これが物凄く感動した

横に座る先輩も僕も、最初の10分間で英語のヒアリングを諦めて視覚だけで何とかストーリーを理解しようと努めたのだが、内容が分かり易かったので全く問題なし。


それより何より この迫力。


e0032092_93722.jpgふと気付くと、舞台に惹きこまれている自分の顔が、しまりの無いふやけた笑みで満たされているのだ。もう少しするとよだれが垂れそうなくらいダラシナイ顔をしている。「いけない、いけない」と思いつつも数分後にはまた口が半開きの自分に気付く。

さすが、ミュージカルの本場。
・・・ヤラレタ 降参

ミュージカルの後、開いた口が塞がらない放心状態そのままに、先輩と飲み屋でボトルを空けたのであった。
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by mikihiko_makita | 2006-11-11 08:58

cool but crazy...

人里離れた公道脇に立ち並ぶ、飲料の自動販売機。
新車購入の際にはすでに標準搭載となった、カーナビ。
トイレの便座からは、ご丁寧にも温水が噴出す。

世界に冠たる日本の先端技術が、便利・安全・効率的な生活環境の実現に貢献している反面、時に行過ぎとも言えるサービスを消費者に提供するのは周知の事実だ。僕たち日本人は日々当たり前のようにそれらの恩恵を受け、自分たちの欲望を満たしてくれそうな、更なる技術の進歩に期待する。技術者たちは、その期待に応えるべく更に志を高くして、新しい技術の製品化を目指す。

勿論、今までそういった日本独特とも言えるサービスの恩恵を大の字で受けてきた僕には、それを否定する資格は全く無いし、事実、こうした技術のお陰で助けられた場面も多々ある。

しかし、海外生活を経験すると、こうしたサービスは実生活の中で

「無くても何とかなるもん」

であること痛感するのだ。


先ほど挙げた例に言及しよう。

イギリス(と言っても日本以外はどこもそうだろうが)の街中で自動販売機を目にすることはまず無い。たまに、駅や空港やオフィス内で見かけるが、そのほとんどが"OUT OF ORDER(修理中)"か、よしんば動いていても釣銭が出てこなかったり、全く冷えていなかったりと散々である。しかし、少し我慢して近くのスーパーやコンビニまで歩いて購入出来ることを考えれば、「自動で販売している」そのサービス自体、イギリス人にはあまり関心が無いのだ。

次にカーナビ。イギリス(特にロンドン)は道が複雑ですぐ迷うのに、不思議なことにイギリスに来てからカーナビを搭載している車を見たことが無い。存在するのだろうが、カーナビを制御する衛星システム自体があまり普及していないのだろう。今までの経験から言って、北欧系の国はこうしたソフト技術にうるさく普及率は高いようだが、車のディーラーを覗いてもカーナビの「カ」の字も目撃しないのだ。「地図を見ればいいじゃん」-イギリス人たちの声が聞こえてきそうである。

ウォッシュレットは、欧米人に言わせると「?」なアイテムの最上位にランクされること間違いなし。以前こちらの本屋で、日本へ行く旅行者向けの英語のガイドブックを立ち読みしたのだが、ウォッシュレットの使用方法が写真付きで解説されていたのを見て、思わず吹き出してしまった。日本でウォッシュレット愛好家だった僕は、これが存在しない生活を強いられた数ヶ月間ははっきり言って辛かった。しかし今となっては実生活に全く問題が無いし、逆に日本に一時帰国している時に久しぶりにウォッシュレットを使用すると、肉体的にも精神的にも何だかヒドクくすぐったいのだ。

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今回の一時帰国中、一人で山手線に乗る機会があった。

自動券売機の前で、乗車券を購入するのに明らかに四苦八苦している白人男性がいた。頭上の地図を眺めながら、「自分のいる駅は渋谷」ということは理解っているのだろうが、「行き先がどれで一体いくら掛かるのか」全く理解していない感じ。駅員に声を掛けて聞く様子も無く、東京砂漠の真ん中で立ちすくんでいる。


声を掛けてあげることにした。(別に急いでないし)


聞けば、何とイギリスから来た旅行者で、今から秋葉原に行ってワイヤレスマウス(笑)を購入するのだと言う。そこで、切符の買い方を説明したのだが、その間、券売機のタッチパネルの精度やレスポンスの速さに驚いていた彼は、終始 "Cool..." を連発していた。

最後に、画面に表示された金額を支払おうと硬貨を一枚ずつ確かめながら入れる彼に、僕はこう言った。

You can insert your coins at once.
(お金は一度に挿入口に入れられるよ)

一瞬、困惑した彼が発した言葉は、たった一言だがなかなか的を得たものだった。

・・・・・ Crazyだね


「やり過ぎだぞ、日本」
- そんな皮肉な意味合いが彼の言葉に含まれていたのかは定かではない。
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by mikihiko_makita | 2006-11-09 09:50