海外駐在員の目から見た日本とイギリス


by Mikihiko_Makita
カレンダー

<   2005年 08月 ( 31 )   > この月の画像一覧

サバイバル

今日は1日、月末の仕事に追われる。加えて下期予算の見直し時期。
仕事の話を深く掘り下げるつもりは無いが、どんな状況かと言うと、机の上に書類が散乱し、パソコン上でもエクセルファイルが常時5つ~6つ起動している、さらに電話が鳴って「さっきのメールの件、早く処理して」との催促、そんな感じである。

このファイルのこのデータがこっちのファイルのこの部分に飛んで、この計算式で数字が変わってさらにもう1つのファイルのここに飛んじゃって、さらに別のファイルのここに飛ばさなきゃいけなくて・・・あれ?何かこの数字、変だぞ。

数字と一緒に、僕もどこかに飛んじゃいたい。


帰宅すると、娘が「これ読んで」と絵本を持ってくる。

だから、これはワンワンじゃなくてキリンさんって言ってるだろ!!

パパ、失格?
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-31 08:19

Cotswolds Day2

e0032092_7351265.jpgコッツウォルズ2日目は、前日から宿泊したサイレンセスターの町からスタート。

たまたまこの日の朝はホテルの前の広場で小さなマーケットが開かれていた。
車で数キロ行けば何でも揃う大型のスーパーがあるのだろうが、顔見知りの地元住民が集うこんな小さなマーケットの店一つ一つをひやかすのも楽しいものだ。

ここで、娘のお絵かきセットと生活雑貨などを購入。

サイレンセスターを後にして、コッツウォルズの村では一番人気の高いBourton-on-the-Water(ボートン・オン・ザ・ウォーター)に車で移動。
本来は川のほとりにある人口3000人ほどの小さな村なのだが、3連休最終日の今日、どこもかしこも観光客でごった返していた。
さすが、人気の観光地だけあって土産物屋やレストランは事欠かない。以前も利用したことのあるレストランで昼食をとり、次に向かったのがLower Slaughter(ロウワー・スローター)というさらに小さな村。
e0032092_7382646.jpg
先ほどのボートン・オン・ザ・ウォーターとは対照的に、ここはガイドブックにも載っていないほどローカルな村で、観光客も数えるほどしかいなかった。地元の人たちがお祭りをやっていたので、それを見学しながらの散策も楽しい。僕たちはここでもアイスクリームの誘惑に負けてしまう。食べながら、地元のおじいさん・おばあさんと世間話。

e0032092_7474876.jpgさて、写真の教会の近くに車を停めていたのだが、そろそろロンドンに引き返そうかと歩いていると、車の近くになにやら男女2人の警官の姿が。嫌な予感・・・

あっ!

しっかり駐禁、取られちゃいました。罰金£30(約6000円)。
がーん・・・。なんでこんな田舎の村で見回りしてんねん。暇だな、あなたたちポリスは。
しかし、おいらこれで何回目だよ罰金払うの。速度超過2回、信号無視1回、そして駐禁がこれで2回目・・・。絶対、警察のデータベースにおいらの車のナンバーはブラックリストとして載ってるな、あーあ。

せっかくの楽しい旅が台無しである。すごい、これが治安を司る警察の力・・・。
完敗。

ショックで口数が少なくなった車中、しかし僕たち親子は負けません(ていうか、娘は常に勝者だけど)。数分後には気を取り直して、偶然通りかかった綺麗な町を最後の訪問地とすることに決め、車を降りた。町の名前はBurford(バーフォード)。ここは観光地というよりもっと生活感がある町だった。

バーフォードを後にして、フラフラになりながら帰途、ロンドンへ。
途中、車のメーターが40000マイル(1マイルは約1.6km)を超える。昨年2月に中古で購入した時は27000マイルだったので、早いペースで車の価値を下げているが(実はいつかまた売るつもり)、通勤で使っているから仕方がないと自分を納得させつつ。

e0032092_750791.jpg帰宅は夜8時。
驚いたことに、左手の中指の付け根に「ハンドルまめ」が出来ていた。

お、おいらトラック野郎?

明日から仕事、え!?
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-30 07:26 | 旅行

Cotswolds Day1

連休2日目の土曜日、ロンドンから車で2時間ほどのイングランド西部・コッツウォルズ(Cotswolds)に出掛けた。コッツウォルズ地方は、東西南北数十キロの広大な丘陵地帯に、昔ながらの素朴な町や村が数多く点在する、イギリスの代表的なカントリーサイドである。村々の家を彩るのは、この地方で採れる独特なライムストーンという蜂蜜色の石灰岩。
その昔、産業革命に沸いた他の地方都市とは異なり、このコッツウォルズではこの石灰岩しか採れなかったため鉄鋼業などが発展せず、農業や牧畜で潤うしか道は無かった。従っていつまでも古い町並みやのどかな風景が残った、と言われている。僕たちも今までに数回訪れたが、晴天に恵まれた今日は午前中に家を出て、このコッツウォルズに向かうことにした。

高速道路(こちらでは、Motorwayという)で西へ西へと進む。イギリスの高速は、基本的に料金が掛からない。日本から来た僕たちには何とも有難い話だが、イギリスで車を所有する場合は年に一回、「道路使用税」を払うことが義務化されており、この道路使用税が道路の拡張やメンテナンスの財源になっているのだそうだ。

e0032092_843325.jpg話を戻して、途中サービスエリアで持ってきた弁当を広げる。

子供に優しいイギリス、サービスエリアに子供用の遊び場が常設されているのも珍しくない。



午後2時過ぎにコッツウォルズ地方に到着し、まず向かったのは僕たちが一番好きな村、バイブリー(Bibury)。イングランドで最も美しい村と評されるほど、魅力的な古い家並みが続く。人口は600人ほどの小さな村。
e0032092_844467.jpg


e0032092_845267.jpg村の中央を流れる川のほとりには、期間限定でマスの放流されているポイントがあり、散歩しながらマスに餌を与えることも出来る。

娘もこの餌やりに相当ハマっていた。


当初、この旅は日帰りを考えていたが、こののどかな雰囲気に身を置いて一息付いた僕は、帰りの運転が億劫になり、1泊していこうと提案する。昔から行き当たりばったりの旅が好きな性格なのだよ。
但し連休中なのでホテルの部屋が確保できるか心配だ。早速ガイドブックに載っていた近くの町のホテルに電話をする。運良く、最初に掛けたホテルは一部屋だけ空いているという。値段もそこそこ。即決。

宿も決まり落ち着いたところで、バイブリーで残りの時間をゆっくりする。周りのイギリス人と同じ様に、ホームメイドのアイスクリームに舌鼓を打つ。
うーん、このままじゃ近い将来、体型がイギリス人に限りなく近づくかも・・・。

6時頃、ホテルのあるサイレンセスター(Cirencester)に到着。人口2万人ほどの街で、初めて訪れたのだが、街の中心にそびえる教会も街全体の雰囲気もなかなかであった。教会の目の前にあるホテルでチェックインし、夕食前にぶらぶらと街中を散歩。

e0032092_8471549.jpg
ここでも家々のガーデニングの美しさにため息をつく。
(初登場です、My Wife)


e0032092_941885.jpg夕食はホテル近くのレストランで。久しぶりにステーキを注文したのだが、これが(イギリスにしては珍しく)美味!美味!!であった。
よくやった!でかした!!万歳っ!!!
(イギリスの国内旅行では食事の成否が全体を左右すると考えてよい)


幸先いいじゃない、この旅行。
(と、この時はまだ次の日に起こる災難を知る由も無かった・・・)

e0032092_951088.jpg明日のレポートも乞うご期待!!
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-29 08:40 | 旅行

sport day

イギリスは今日の土曜日から来週の月曜日まで3日間の連休。月曜日が"Bank Holiday"という国民の休日になるため。
"Bank Holiday"は年に5日間散らばっている休日で、働き過ぎの銀行員のために国が設けたのがその名の由縁。その休日が段々と浸透していった結果、全国民の祭日として一般的に使われるようになったという。

国が「君たち、働き過ぎだから休みなさい」と言うのも凄い話だが、それが銀行員だけでなく、全国民が「ラッキー♪」と勝手に解釈してしまうのも、日本では有り得ない話だ。

何はともあれ、連休の少ないイギリスでは今回の3連休はとても貴重である。

そんな3連休の1日目はあいにくの曇り空だったが、近所の日本人家族3組で、テニスをすることに。
午後3時に自宅近くの公園に集合。合計8面もあるテニスコートは事前予約は不要で、空いているコートで適当にスコンスコンと打っていると、長髪の若い兄ちゃんが集金しに来る。1面につき1時間£4(約800円)。ロンドン郊外の公園のコートは何処もこんなもんだろう。
僕はラケットを握るのは実に4年ぶりであったが、程よく汗もかいて、健康的な楽しい休日の午後を満喫した。

しかし、子供たちはコートに入れなかったので、楽しんでいるのは大人たちだけ・・・。

ごめんな、将来いつか一緒にラリーしような、娘よ。

e0032092_8335724.jpg


・・・って、おいおい!
またバナナかい!!


午後5時にテニス終了。
あれ?2時間経ったのに長髪兄ちゃん、超過の金取りにこねーぞ・・・。
いい加減な国だね、全く。ま、いいや。そのまま帰ってしまえ。

夕食は、みんなで近くの中華料理店へ。
スポーツの後の青島(チンタオ)ビールの美味しかったこと!

しかしその後、すぐに筋肉痛に悩まされたのは言うまでもない。
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-28 08:09

banana!

最近、娘の話す単語が一つ増えた。

ばっ! ばっ!

どうやら、バナナのことらしい。

生まれてから1歳になるまで、うちの娘は離乳食といった乳幼児用の食品を全く受け付けなかった。色々試してみたのだが、母乳だけで満足だったようである。
しかし、1歳を過ぎた頃から突然、大人が食べるのと同じものをガツガツと食べだした。

離乳食を完全にすっ飛ばしたのである。

それからは、好き嫌いもなく何でも食べる。
特に最近の大好物はバナナで、2本や3本はあっという間に一人で食べてしまう。バナナを食べた後に、魚とご飯と味噌汁を頂いていたりする。
ものすごいチャンポンである。

e0032092_7452475.jpgイギリス人も大好きなバナナ。
娘の成長に一役買っている気がする。
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-27 07:35

酔い処、と書く。

今日は仕事の後、最近日本から赴任してきた3人の社員の歓迎会が、ロンドンの和風居酒屋で開催されるというので参加してきた。しかし、その3人のうち2人は急用のため不参加。なんだ、フタを開ければ単なるオヤジたちの納涼祭やん、てことに。

店の名前は「酔処(よいしょ)」。なかなかのネーミングである。ロンドンの中心にあるのだが、店の外観も内装も日本の居酒屋と全く変わらない。ここで飲むのは2回目だが、この雰囲気はやっぱり落ち着く。総勢16名で、時間も忘れワイワイと盛り上がった。

ここの餃子は美味しいと評判だ。
なので、みんな餃子ばっかり食べていた。
なので、最後にはみんな吐く息が臭かった。

帰宅は午前様。
カミさんから「あなたは社会人ですか」とキツイ一言を浴びる。
謝るしかない。ごめんなさい。
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-26 10:48

西暦の表記について

今日は、日本と欧米の年月日の表記について。

日本では、例えば今年9月1日を西暦で表す場合、以下の様に「年→月→日」の順で表記することが一般的である。

2005年9月1日
2005/9/1
05.09.01

などなど。

しかし欧米では、基本的に「日→月→年」の順で表記するのが一般的。

1st September, 2005
1 Sep, 2005
1/9/2005
01.09.05

など。

両方の文化を享受しなければならない僕にとって、この違いはなかなか厄介なのだ。
なぜなら、欧米表記の"1/9/2005"や"01.09.05"などで表された場合、日本人の僕にはそれを「1月9日」と勘違いしてしまうことがあるからだ。ましてや2005年が"05"となっている後者の表記では、「2001年9月5日」と勘違いしてしまってもおかしくない。

僕にとっては、郵政民営化よりも忌々しき大問題である。

この年月日の表記で恥ずかしかったエピソードが一つ。
昨年こちらに来てまだ日が浅かった頃、ロンドン市内のスーパーマーケットで買い物中、日本的感覚で見るとコーンフレークの箱に記載されている賞味期限(詳細な年月日は忘れた)が明らかに過ぎていたのだ。なんだ、これは!数ヶ月も前じゃないか!!いい加減な国だなぁ。

意を決した僕は近くにいた店員をつかまえて、「ほれどうじゃ、これは店頭から下げるべきではないのか?」と問い質した。それも意気揚々と、自信満々に。
しかし1秒後その店員にして、「アホかお前は。期限は1年も先じゃないか!」と、目もくらむほどのパッシングショットを速攻で返されたのである。

この日から、(特に仕事では)年月日の表記についてはかなり慎重になっている僕がいる。
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-25 08:00 | 習慣

gardening

先日、「イギリス人は草花に対して惜しみない愛情を注ぐ」と書いたが、考えてみればそれは当然である。何故なら、イギリスはガーデニングの国。春から秋にかけて、庭を持つ家や、店やパブなどの軒先では、見事な草花の競演が繰り広げられる。

e0032092_7173165.jpg自分たちで思い思いにアレンジした草花を他人に見てもらうことによって、趣味やセンスを表現する。

イギリス人のガーデニングに賭ける意気込みは並大抵のものではない。

しかし、このガーデニング、決して個人レベルだけではないのだ。

写真は、自宅近くの駅前の広場。駅と言っても、観光客などは滅多に訪れない、どこにでもある郊外の駅である。その駅前に広がる、単なる地域住民のための憩いの場。
e0032092_718137.jpg
数ヶ月もこの状態が保たれているということは、これをきちんと管理する人がいて、その人たちへの賃金が捻出される地域財政があって、そこに予算を充てる国がある。国を挙げてガーデンニングに邁進しているのだ。

・・・この意気込みには、到底勝てない。ズゴイぞ、大英帝国。

e0032092_7185652.jpg
昨日は一日雨だったが、今日はまた気持ちのよい夏晴れ。

うちと同じフラット(日本で言うアパート)に住むイギリス人のおばあさんは、夕方には決まって"Lovely Sunshine!"と嬉しそうに、ワイン片手に庭で日光浴。

ずっとこの気候が続けばいいのに・・・。
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-24 07:18 | 習慣

My blog title

僕のブログのタイトルは、見ての通り「Mackyのロンドン奮闘記(仮)」である。

(仮)としているのは、日々日記を書いているうちにこのブログの全体の方向性が定まって、内容に相応しいタイトルが見つかるのではないか、というちょっといい加減な憶測のもとに取りあえず付けている。
しかし、ブログを立ち上げて早1ヶ月。色々考えてはいるのだが、まだ良いタイトル案が浮かばない。というか、自分の中で考えることすら棚上げされてしまっている。
まったく、「仮」という字は人を怠惰にさせるものである。 ・・・ん?

周りから「もういい加減、この(仮)も不要なのでは?」という声も聞かれるが、この(仮)を取ったとしよう。

「Mackyのロンドン奮闘記」

・・・ピンと来ない。何かが違う。
何故だ!? 基本形で分かりやすくて良いではないか!!

数分後、謎は解けた。

過去の記事を読み返して分かったのだが、自分は全く「奮闘」していないのである。(アホだ)
同じ路線で行くなら、「Mackyのロンドンほのぼの日記」とか「ロンドンからこんにちは!」の方がまだ良い。内容に合っている。しかし、「ほのぼの」もどうなんだ、時差があるイギリスから日本へ「こんにちは!」もないじゃない。

誰か、ブログタイトルの良い案、ないでしょうか?
採用された方にはMackyの特製携帯ストラップを差し上げます。(嘘です)

最近、ちょっと疲れ気味かも。
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-23 08:31

Kew Gardens

抜けるような青空!
今日の日曜日、自宅から車で20分ほどのKew Gardens(キュー・ガーデンズ)に親子3人で出掛けた。
e0032092_764121.jpg

ここKew Gardensは、世界遺産にも登録されている広大な庭園で、2万~3万種とも言われる植物が植えられている。

敷地内には、北極圏の寒帯植物からジャングルの熱帯植物まで、世界中の植物が育つように温度が管理された温室(これも異常にデカイ)などもたくさんあって、なかなか見所豊富。
草花に惜しみない愛情を注ぐイギリス人にとっては憩いの場であり、そして実は世界で最も権威ある植物の研究機関であることは案外知られていない。

さて、このKew Gardens、普通に入るには大人一人£10(約2,000円)も掛かるのだが、僕たちは数ヶ月前に1年間有効のパスポートを購入しているので、それからは暇さえあればこの広大な庭園でのんびりとした休日を過ごしている。

e0032092_775416.jpg今日は芝生の上にシートを広げ、日本人らしくおにぎりをパクつく。

青空の下、娘も嬉しそう。(ちなみに娘が指差しているのは、人口の蜂の巣・・・)

こういった公園に来ていつも思うのは、イギリスにはゴミ箱が多いことである。で、そのゴミ箱も目立たないように緑色に塗られていたりと、工夫されている。
日本は、公共の場でのゴミ箱の数が圧倒的に少ないと感じるのは僕だけだろうか?ゴミを持って何十分もウロウロして、ようやく捨てることが出来た、なんて誰もが経験したことがあるはず。
ゴミ箱が多ければ、そこにきちんと捨てる人が増えるから清掃係の人も楽だろうし、街の景観、「美」も護られる。「護美箱」とはよく言ったものである。

そんなこんなで夕方6時過ぎまでKew Gardensで過ごし、充電完了!
明日からまた仕事だに。

e0032092_79361.jpg
残ったおにぎりは誰が食べる?
じゃんけーんポン!!
[PR]
by mikihiko_makita | 2005-08-22 07:01 | 散歩