Cotswolds Day1
2005年 08月 29日
連休2日目の土曜日、ロンドンから車で2時間ほどのイングランド西部・コッツウォルズ(Cotswolds)に出掛けた。コッツウォルズ地方は、東西南北数十キロの広大な丘陵地帯に、昔ながらの素朴な町や村が数多く点在する、イギリスの代表的なカントリーサイドである。村々の家を彩るのは、この地方で採れる独特なライムストーンという蜂蜜色の石灰岩。
その昔、産業革命に沸いた他の地方都市とは異なり、このコッツウォルズではこの石灰岩しか採れなかったため鉄鋼業などが発展せず、農業や牧畜で潤うしか道は無かった。従っていつまでも古い町並みやのどかな風景が残った、と言われている。僕たちも今までに数回訪れたが、晴天に恵まれた今日は午前中に家を出て、このコッツウォルズに向かうことにした。
高速道路(こちらでは、Motorwayという)で西へ西へと進む。イギリスの高速は、基本的に料金が掛からない。日本から来た僕たちには何とも有難い話だが、イギリスで車を所有する場合は年に一回、「道路使用税」を払うことが義務化されており、この道路使用税が道路の拡張やメンテナンスの財源になっているのだそうだ。
話を戻して、途中サービスエリアで持ってきた弁当を広げる。
子供に優しいイギリス、サービスエリアに子供用の遊び場が常設されているのも珍しくない。
午後2時過ぎにコッツウォルズ地方に到着し、まず向かったのは僕たちが一番好きな村、バイブリー(Bibury)。イングランドで最も美しい村と評されるほど、魅力的な古い家並みが続く。人口は600人ほどの小さな村。
村の中央を流れる川のほとりには、期間限定でマスの放流されているポイントがあり、散歩しながらマスに餌を与えることも出来る。
娘もこの餌やりに相当ハマっていた。
当初、この旅は日帰りを考えていたが、こののどかな雰囲気に身を置いて一息付いた僕は、帰りの運転が億劫になり、1泊していこうと提案する。昔から行き当たりばったりの旅が好きな性格なのだよ。
但し連休中なのでホテルの部屋が確保できるか心配だ。早速ガイドブックに載っていた近くの町のホテルに電話をする。運良く、最初に掛けたホテルは一部屋だけ空いているという。値段もそこそこ。即決。
宿も決まり落ち着いたところで、バイブリーで残りの時間をゆっくりする。周りのイギリス人と同じ様に、ホームメイドのアイスクリームに舌鼓を打つ。
うーん、このままじゃ近い将来、体型がイギリス人に限りなく近づくかも・・・。
6時頃、ホテルのあるサイレンセスター(Cirencester)に到着。人口2万人ほどの街で、初めて訪れたのだが、街の中心にそびえる教会も街全体の雰囲気もなかなかであった。教会の目の前にあるホテルでチェックインし、夕食前にぶらぶらと街中を散歩。
ここでも家々のガーデニングの美しさにため息をつく。
(初登場です、My Wife)
夕食はホテル近くのレストランで。久しぶりにステーキを注文したのだが、これが(イギリスにしては珍しく)美味!美味!!であった。
よくやった!でかした!!万歳っ!!!
(イギリスの国内旅行では食事の成否が全体を左右すると考えてよい)
幸先いいじゃない、この旅行。
(と、この時はまだ次の日に起こる災難を知る由も無かった・・・)
明日のレポートも乞うご期待!!
その昔、産業革命に沸いた他の地方都市とは異なり、このコッツウォルズではこの石灰岩しか採れなかったため鉄鋼業などが発展せず、農業や牧畜で潤うしか道は無かった。従っていつまでも古い町並みやのどかな風景が残った、と言われている。僕たちも今までに数回訪れたが、晴天に恵まれた今日は午前中に家を出て、このコッツウォルズに向かうことにした。
高速道路(こちらでは、Motorwayという)で西へ西へと進む。イギリスの高速は、基本的に料金が掛からない。日本から来た僕たちには何とも有難い話だが、イギリスで車を所有する場合は年に一回、「道路使用税」を払うことが義務化されており、この道路使用税が道路の拡張やメンテナンスの財源になっているのだそうだ。
話を戻して、途中サービスエリアで持ってきた弁当を広げる。
子供に優しいイギリス、サービスエリアに子供用の遊び場が常設されているのも珍しくない。
午後2時過ぎにコッツウォルズ地方に到着し、まず向かったのは僕たちが一番好きな村、バイブリー(Bibury)。イングランドで最も美しい村と評されるほど、魅力的な古い家並みが続く。人口は600人ほどの小さな村。
村の中央を流れる川のほとりには、期間限定でマスの放流されているポイントがあり、散歩しながらマスに餌を与えることも出来る。
娘もこの餌やりに相当ハマっていた。
当初、この旅は日帰りを考えていたが、こののどかな雰囲気に身を置いて一息付いた僕は、帰りの運転が億劫になり、1泊していこうと提案する。昔から行き当たりばったりの旅が好きな性格なのだよ。
但し連休中なのでホテルの部屋が確保できるか心配だ。早速ガイドブックに載っていた近くの町のホテルに電話をする。運良く、最初に掛けたホテルは一部屋だけ空いているという。値段もそこそこ。即決。
宿も決まり落ち着いたところで、バイブリーで残りの時間をゆっくりする。周りのイギリス人と同じ様に、ホームメイドのアイスクリームに舌鼓を打つ。
うーん、このままじゃ近い将来、体型がイギリス人に限りなく近づくかも・・・。
6時頃、ホテルのあるサイレンセスター(Cirencester)に到着。人口2万人ほどの街で、初めて訪れたのだが、街の中心にそびえる教会も街全体の雰囲気もなかなかであった。教会の目の前にあるホテルでチェックインし、夕食前にぶらぶらと街中を散歩。
ここでも家々のガーデニングの美しさにため息をつく。
(初登場です、My Wife)
夕食はホテル近くのレストランで。久しぶりにステーキを注文したのだが、これが(イギリスにしては珍しく)美味!美味!!であった。
よくやった!でかした!!万歳っ!!!
(イギリスの国内旅行では食事の成否が全体を左右すると考えてよい)
幸先いいじゃない、この旅行。
(と、この時はまだ次の日に起こる災難を知る由も無かった・・・)
明日のレポートも乞うご期待!!
by mikihiko_makita
| 2005-08-29 08:40
| 旅行