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海外駐在員の目から見た日本とイギリス


by Mikihiko_Makita
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Brugge Day 1

ベルギー4日目は、朝からブリュッセル中央駅で特急に乗り、西へ約1時間の古都ブルージュへ。

フランス語・オランダ語・ドイツ語の異なる3言語を公用語に持つベルギーだが、EU本部のある首都ブリュッセルはフランス語が大勢であるのに対し、地理的にオランダの影響を受けるブルージュはオランダ語が公用語。
スイスもそうだが、欧州では同じ国の中でも電車や車で少し行くと人の話す言葉ががらりと変わる、そんな錯覚のような奇妙な印象を受けることがよくある。

Brugge Day 1_e0032092_554465.jpgBrugge Day 1_e0032092_5572369.jpg

Bruggeは「橋」を意味するフランドル語が語源で、なるほど街を歩くと縦横に流れる運河には無数の橋が掛かっている。昔は北海と水路で結ばれていたブルージュは、貿易の要所として繁栄した。しかし15世紀に入るとその水路に泥が溜まり、大型の商船が出入りできなくなり、都市としての機能を失う。しかしそのおかげでブルージュは中世の面影や景観を残し、今に至っている。

Brugge Day 1_e0032092_5552753.jpgBrugge Day 1_e0032092_555451.jpg昼過ぎにブルージュに到着し、町の中心に位置するマルクト(多分、Marketの意)広場などのクリスマスマーケットの雰囲気を楽しむ。寒いけど、中央ヨーロッパ特有の柔かい色合いの建物、地元の人の気さくな笑顔とマーケットに漂うワッフルとホットワインの香りで、何だか気持ちは暖かい。

ベルギービールと、ここでもムール貝を楽しんで、一晩宿泊するプチホテルに戻る。途中、買ってきたミッフィーのチョコレートを手に嬉しそうな長女。

明日は朝からブルージュを散策して、ブリュッセルからロンドンへ戻る。
by mikihiko_makita | 2009-05-06 05:51